温浴施設内のサウナなどで見かける「遠赤外線」の文字、遠赤外線とは電波の一種です。
太陽の熱エネルギーには殺菌効果や生命の育成作用があるということは一般的に知られていますが、その太陽熱エネルギーの50%は赤外線です。
赤外線の波長は0.75~4.0ミクロンの近赤外線と、波長4.0~1000ミクロンの熱エネルギーの遠赤外線に分類されています。
人体が発する振動エネルギーと波長4.0~14ミクロンの遠赤外線は放射波長が同じであるためエネルギーの浸透力が高く、低温でありながら体を芯からポカポカ温め、人体に有効に働く波長として育成光線といわれています。
「冷えは万病のもと」と言われるくらい冷えがもたらす肌や体のトラブルはたくさんありますが、遠赤外線の波長は体を芯から温めると同時に身体全体を均一に温める性質を持っています。